東札幌眼科 /白石区ラソラ札幌Bタウン内/ 土・日曜日も診療中:白内障ほか各種治療、コンタクトレンズ処方等

目に映る世界を美しく。確かな安心と信頼の診療技術の東札幌眼科
目の病気について

目の病気 Q&A

遠視・近視

遠視とは?
遠視は近視とは逆に、角膜や水晶体による光の屈折率が弱すぎたり眼軸長が短いために、
焦点が網膜よりも後ろにいってしまう屈折異常です。
このため、つねに毛様体を緊張させて、水晶体を厚くした状態を維持しなければなりません。眼精疲労を招いたり、調節しきれない場合には物がぼやけて見えてしまいます。
とくに近くを見るときは、より強い調節が必要になります。


近視とは?
近視は網膜よりも手前に光の焦点が結ばれてしまう屈折異常です。近くのものははっきり見えても、少し距離が離れているものは、輪郭がぼーっとぼやけて見えます。原因として、角膜や水晶体による光の屈折率が強すぎることや、眼軸長が長すぎることがあげられます。


乱視

乱視とは?
乱視(らんし)は、目の屈折異常のひとつ。角膜や水晶体が歪んで回転体でなくなる事によって光の屈折がずれ、焦点が合わなくなる。生物の目は完全ではないため万人が乱視の要素を持っているが、軽微な場合は問題がない事が多い。ものが多重に見えるなど視覚に問題が生じる場合は、屈折補正を要する。


結膜炎

結膜炎とは?
昔から患者数が多い眼科の病気の代表が結膜炎です。それだけに「ありふれた軽い病気」と思われることが多いようですが、感染し流行することもある病気です。結膜は、まぶたを開いている間ずっと外部にさらされていて、とても刺激を受けやすい部位です。また結膜はその仕組みから、まぶたによって袋のような構造になっていて、異物が溜まりやすい状態にあります。さらに、いつも涙で濡れているので、水分、温度、栄養があるという、細菌やウイルスの繁殖に最適な環境を提供しています。結膜炎が昔も今も多いのは、このような背景から、結膜には感染やアレルギーなどによる炎症が起きやすいためです。


角膜炎

角膜炎とは?
角膜炎とは目の角膜に炎症が起こる病気です。角膜とは黒目の表面にある透明な組織で、知覚神経が走っています。そのため角膜に炎症が起きると痛みを感じます。角膜の炎症を引き起こす原因には、細菌、カビ、ウイルス、アメーバなどによる感染症、怪我や薬品などによる傷、免疫異常や病気などから引き起こす非感染症などがあります。


結膜下出血

結膜下出血とは?
結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)は、白目の一部分がわずかに赤く見えるもの、黒目の周りが真っ赤になるものなどがあります。通常は痛みやかゆみなどの自覚症状はあまりないため、朝起きて鏡を見て見つけたり、家族に指摘されたりして気がつくこともよくあります。これは白目の膜(強膜)を覆う薄い膜(眼球結膜)の下にある小さな血管が破れて出血したもので、白目部分が赤くなるのです。この赤みがひくまで数週間かかるかもしれませんが、自然の治癒を待つことになります。もし痛み、かゆみ、目やになどの症状がある場合は、眼の外傷や病気の原因も考えられますので早めに眼科医の診察をうけましょう。


花粉症

花粉症とは?
花粉を抗原とするIgE依存性I型アレルギー反応に基づく疾患で、主に眼結膜、鼻粘膜が発症の場となります。原因となる花粉は種々ですが、原則として風媒花であり、北海道ではシラカバ花粉症やイネ科の雑草が多くみられます。花粉のアレルゲンとしての強さは単にその量だけに相関する訳ではなく、大気汚染物質と花粉が混合するとそのアレルギー誘起能は増大すると言われています。


霰粒腫(さんりゅうしゅ)

霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは?
霰粒腫は、マイボーム腺に出来る肉芽性の炎症です。霰粒腫の症状としては、瞼の下に球状のしこりがふれます。皮膚とは癒着がなく、痛み、赤みもありません。経過は長く、普通、数ヶ月間に徐々に大きくなります。ときに結膜面や皮下で破れ、自然に吸収されてなくなることがあります。


麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とは?
俗に「ものもらい」と呼ばれている病気で、原因は細菌感染によるものです。 汗を出す腺や、まつげの毛根に感染した場合を外麦粒腫、マイボーム腺の感染を内麦粒腫と呼びます。


糖尿病網膜症

糖尿病網膜症とは?
糖尿病は、食事によって体の中に取り込んだ栄養(糖分)をうまく利用することができなくなって、血管内に糖分がたまる病気です。初期にはほとんど症状がなく、かなり悪化しても症状がでないことが あります。糖尿病によっておこる身体の異常は、おもに糖分が血管の壁を傷つけることでおこります。傷ついた血管が詰まったり、血管から血液の成分が漏れたりして病気になります。まず、網膜や腎臓などの小さな血管が集まっている場所で異常がおこり、網膜症や腎症になります。進行すると、心臓や頭の大きな血管にも異常が生じて、命の危険のある心筋梗塞や脳梗塞・脳出血などが おこります。糖尿病網膜症は、糖尿病になってから約5〜10年でおこるといわれています。 初期はほとんど無症状ですが、進行すると失明することもあります。最近糖尿病の患者さんは増えてきているため、現在、成人の失明原因の上位に位置しています。


ドライアイ

ドライアイとは?
ドライアイとは目の表面が乾く病気です。ドライアイと深くかかわりのある涙について、涙の成分は大きく分けると水分と油分があります。角膜の上には水の層があり、更にその上に油の層が乗っていて、この涙の油分が水分の蒸発を防いでいます。この涙が減少すると、目の表面が乾燥してしまい、目が乾いた感じ、疲れ目といった症状が出てしまいます。これがドライアイなのです。涙の減少は、涙の分泌量の減少、涙の蒸発量の増加、涙の排出がうまくいかないといった、涙の循環がうまくいかないことが原因となります。例えば、涙の分泌量に問題がなくても、蒸発量が多いとドライアイになってしまうのです。


白内障

白内障とは?
目の中の水晶体(レンズ)が濁る病気が白内障です。目の中のレンズが濁ることにより、視力が低下して以下のような症状がでます。
霞んで見える。
明るいところへ出ると眩しく見にくい。
どんなに調整しても眼鏡があわない。
ぼやけて二重・三重に見える。
(*濁りの程度や性状により、症状には個人差があります )
白内障だけでは痛みや異物感・充血などがでることはありません。


緑内障

緑内障とは?
緑内障とは、一般に眼圧が高くなり、そのために視神経が侵され視野が徐々に狭くなり、末期には視力低下、失明にいたることもある病気です。眼圧とは眼球の硬さ、張りのことで、この眼圧が高くなると視神経の付け根である視神経乳頭という部分が圧迫されます。すると視神経の一部が壊死し、その視神経とつながっている視細胞から出た神経線維が脳に伝わらなくなります。そのため、見えない部分が生じてくるのです。一度侵された視神経は二度と回復しないので、早期発見、早期治療が最も大切です。しかし、急性の緑内障以外は自覚症状がほとんどなく、発見が遅れてしまうところが緑内障の怖いところです。


飛蚊症

飛蚊症とは?
黒い点、虫のようなもの、または薄い雲のようなものが視野の中に見える症状を飛蚊症と呼びます。これは主に加齢(老化)に伴う現象ですが、若くても生じることがあります(特に近視の方)。この”生理的”飛蚊症は問題のないことが多いのですが、時に網膜剥離・眼底出血など重大な病気が存在することもありますので、瞳孔を開く目薬を使った眼底検査が必要です。


眼精疲労・VDT症候群

眼精疲労・VDT症候群とは?
VDTとは「Visual Display Terminal」の略で、パソコンのモニターなどのことです。長時間作業を行なうことによる疲れで、眼精疲労・全身倦怠感・心身症など体に不調が生じる事を“VDT症候群”と言います。症状としては目の疲れ・痛み・かすみ目・肩こり・イライラ・頭痛などで、ほとんど眼精疲労と一致しています。視線がモニター・原稿・ キーボードの間で常に移動するので、目はそのつどピント調節を行わなくてはなりません。また、ドライアイの関与も重要視されています。長時間同じ姿勢で作業するので、首・肩・腕などの痛みの原因となります。


加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症とは?
加齢黄斑変性症とは目の網膜の一部の黄斑という部分に異常がおこり、視力や視野が傷害される病気です。黄斑とは網膜のほぼ中心部、視細胞が多く集まって黄褐色をした部分です。直径が5mm程度で、視野の中央部分の像を識別します。よって、網膜のほかの部分と比べると、色の識別などの視機能がかなり優れており、物を見るうえでは最も重要な部分といえます。


網膜剥離

網膜剥離とは?
網膜剥離は10〜20代、そして中高年でよく発症する目の病気の一つです。視力に大きな影響を及ぼし、最悪の場合は失明の恐れもあります。網膜剥離の多くは、網膜に穴が開いてしまい(網膜裂孔)、そこに水晶体の組織が入り込んで網膜が離れてしまうという、裂孔原性網膜剥離です。外傷を受けるボクシング選手がなることはよく知られていますが、実は老化によっても起こる病気です。