東札幌眼科 /白石区イーアス札幌Bタウン内/ 土・日曜日も診療中:白内障ほか各種治療、コンタクトレンズ処方等

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ドライアイ

ドライアイ治療の現状

近年、ドライアイという言葉は広く知られるようになりましたが、その治療法に関しては人工涙液による点眼療法が一般的です。その他、涙点プラグの施行などを希望する場合は、ドライアイの治療に積極的に取り組んでいる眼科専門医を受診する必要があります。前半では当院が行っているドライアイ外来の概要について、後半ではドライアイの症状、及び日常的な対処法について説明します。

当院のドライアイ外来について(ご来院、検査から治療までの流れ)

当院のドライアイ外来では、ドライアイ検査(眼表面の状態、フルオレセイン染色、ローズベンガル染色,シルマーテスト,BUT検査など)の結果をもとに、「ドライアイかどうか」、また「どのようなタイプのドライアイか」をご説明致します。また、症状に応じてドライアイの治療を行っていきます。
ドライアイがひどくなると、目の表面に傷ができます。傷は特殊な液で染まります。目の表面に傷ができると、痛みや充血、視力の低下、まぶしさ等を感じることがあります。

ドライアイ治療「点眼療法」について

ドライアイの治療には人工涙液による点眼療法が一般的ですが、注意しなければならないのは防腐剤の有無です。
通常の点眼液はボトルの中にカビや雑菌が繁殖しないために防腐剤が入っています。しかし、それは同時に目の細胞へ毒としても働きます。特にドライアイの方は、目の表面に傷がついていたり、頻回に点眼が必要となるため、少なからず防腐剤の影響を受けてしまいます。防腐剤の含まれていない点眼液がありますので、ドライアイの方にはそのような目薬を勧めています。一方で、防腐剤無添加の点眼液はその易汚染性により、開封後長期にわたり使用しなことが条件となっています。
市販の目薬の中には、充血をとる作用を持つものがあります。これは、一時的に血管を収縮させて充血をとるもので、充血の原因そのものを改善するものではありません。充血をとる目薬を長期的に使用していますと、かえって慢性的な充血を引き起こす場合がありますのでご注意下さい。

ドライアイ治療「涙点プラグ」について

「涙が排出される涙点(上涙点/下涙点)にシリコン製のプラグ(栓)を挿入することで、涙の排出を軽減します。」
涙点プラグは、人工涙液の点眼では、自覚症状が軽快しない場合や、眼の表面の傷が改善しない場合に、次なる選択肢として勧めている治療です。涙には細胞成長因子であるタンパク質やビタミンなどの重要な成分を含んでいます。これは人工涙液では補うことはできません。涙点プラグを挿入することで、栄養を含んだ自分の涙で眼を潤すという点で優れた治療法といえます。
また、涙が少ない方にとって、コンタクレンスの装用はトラブルの元になります。コンタクトは、よく海に浮かぶ船にたとえられるように、涙の層の上に浮いています。しかし、涙が少なければ、コンタクトという異物(船)が座礁し眼の表面を傷つけることになります。このような場合には、涙点プラグによって涙を保つことで、コンタクトレンズ装用による眼への負担を軽減できます。
涙点プラグ挿入術は、外来による簡単な処置で行えます。まず、点眼麻酔をし、患者さんの涙点の大きさを測定し、挿入するプラグのサイズを決定します。プラグの挿入は、ペンのような専用の道具を使いワンタッチで施行できます。痛みはなく、5分程度で終了します。涙点プラグは、一度挿入しても、外来ですぐに外すことができます。
涙点は上涙点・下涙点と二つありますので、ドライアイの症状にあわせて、上・下どちらか片方だけに挿入する場合もあります。また、左右の眼どちらか一方に試して症状の改善を確認するといったこともやっています。なお、挿入後1週間で自然に溶けてなくなるコラーゲン性プラグもあり、その症状に応じて選択します。
涙点プラグ挿入術の費用は、使用するプラグの本数で変わってきます。涙点は両眼合計で4つあり、ドライアイの症状に合わせて、上涙点/下涙点のどちらか一方を塞ぐ場合と、両方を塞ぐ場合とで金額が変わってきます。